こんな怖いニュースがありました。
東南アジアでは狂犬病で亡くなる人が残念ながらまだいます。
狂犬病が全くない国というのは世界的に見ても少なく
日本、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、キプロス、ハワイ、グアム、アイルランド、イギリス、ノルウエー、アイスランド
の11の地域だけのようです。
主に島国ですね。
それ以外の国と地域では危険だということです。
日本も昔はありましたが、管理が徹底されているので今はもうありません。
私がよく行くタイでも年間数人が狂犬病で亡くなっています。
数年前にフィリピンで犬に噛まれた日本人が、帰国後に発症してなくなった例があります。
狂犬病は発症するとほぼ100%死に至る恐ろしい病いです。
有効な治療法はまだありません。
狂犬病は犬だけでなく野生の猫、猿、コウモリに噛まれても感染の恐れがあります。
東南アジアでは野生動物には気をつけなくてはいけません。
万が一噛まれたら、即病院に行ってワクチンを打てば発症を抑えることができます。
ワクチンは1度だけではなく間隔をあけて何度か打つ必要があります。
また、検査などで感染の確認をすることはできません。
噛まれた動物が特定されている場合は、その動物が2週間経っても発症しなければ噛まれた人間も狂犬病ではないことが分かりますが
噛まれた後に、感染してるかどうかを調べる手段は他にありません。
欧米人がよく野良犬や野良猫を可愛がっているのを見かけますが、あれは危険だと思うんです私は。
タイに行く時は護身用に山で使う熊よけスプレーを持っていきたいところだけど、飛行機には持ち込み不可でした。
預け入れ手荷物のを中にしのばせるのもダメみたいです。
残念です。
(テロに使えちゃうから当然といえば当然ですね)
現地で犬対策用の道具を調達するしかないですね。
狂犬病での死亡例は主にアジア地域が多いみたいですが、日本で撲滅したように他の国でも対策してほしいものですね。
今後も引き続き、犬には気をつける旅を心がけます🐕